売れる集客チラシ

目次

4つの絶対条件

反応が高い集客チラシには、共通した特徴を有しています。その特徴とは…

①分かりやすい
②明確な違いとメッセージ
③自発的に行動を促す仕組み
④メリハリの利いたデザイン

①分かりやすい

認知広告とは異なり、集客チラシに難しい言葉や専門用語の掲載はNGです。
分かりにくいもの・分からないものに、不安なく行動できる人はいません。

しかし、ビジネスに精通しているが故に、つい専門用語を使っているケースはよく見られます。

集客チラシは、初心者にも理解できる説明や共感できる表現が第一です。
「分からないものは売れない」を心がけて、メッセージを作りましょう。

②明確な違いとメッセージ

集客チラシは、絞り込んだターゲットに向けて、メッセージを発信するのがセオリーです。
逆に言えば、ターゲットを絞り込んでいるからこそ、明確で強いメッセージが作ることができます。

ターゲットを広く想定するほど、メッセージは曖昧で、弱いものになっていきます。
年齢や性別、身を置く環境などで、価値観が変わるためです。

例えば、「Aさんにこそ使って欲しい!」というメッセージと、「AさんやBさんだけでなく、Cさんのような人が使っても納得できる商品です」では、強さが違いますよね?

ここで間違いやすいのが、特徴を語って売ろうとすることです。
キャッチコピーには、最高の特徴を入れるべきですが、特徴ではなく、ターゲットが得られるメリットを売ることを忘れてはいけません。

また、すべての人が価値を感じる言葉は、「割引」などに限られてくるので、ターゲットを広く取るほど、大手企業との不毛な価格争いに参戦していくことになります。

価値を裏付ける他との違いと、強いメッセージを作るために、ターゲットを理想の1人に絞ってみてください。

③自発的に行動を促す仕組み

集客チラシは、「価値を伝え、条件を提示し、行動を促して終わる」ことが鉄則です。

「誰のための」「どのような商品」かを伝え、背中を後押しする「初回割引」「期間限定」などの条件までは提示しているのに、「どのように行動して欲しい」かが抜けているチラシは、意外と少なくありません。

電話番号やURL、メールアドレスなどを羅列するだけでは、お客様を迷わせてしまう可能性があります。
「詳しくはWEBで!」「まずはお電話ください」など、どうして欲しいのかを伝えるよう心がけましょう。

④メリハリの利いたデザイン

チラシのデザインでいきなり購入が決まることはありませんが、集客チラシにも最低限の体裁は必要になります。

最低限の体裁とは、高品質な写真と見やすくメリハリの利いたデザインです。

広告が溢れる現在、商品情報がしっかり伝わる写真は不可欠となっています。
また、ぱっと見で見づらいと感じられるチラシは、見ずに捨てられるのが当たり前です。

メリハリを出すために、優先順位の高い情報ほど、文字サイズや太さで違いを出さなくてはなりません。

文字だけでなく、色にもメリハリは必要です。
作成できたチラシを、モノクロでプリントアウトしてみてください。メリハリがとてもよく分かります。