広告用フリー素材活用法

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ロイヤリティフリーを活用したいけど…

素材画像がダウンロードできるサイトは、検索すればいくつも出てきます。

しかし、写真サイトで手に入る画像は、キャッチコピーが入れにくいと感じることもあるでしょう。
そんな時、簡単なフォトレタッチを覚えておくと、活用の幅が一気に広がります。

意外と知らないフォトレタッチ

フォトレタッチと言えば、写真に写り込んだ余計なものを消去したり、写真を明るくしたり逆に暗くしたり、色味を変えたり、果ては合成まで様々な技術がありますが、ここではPhotoshopを使った余白の作り方について解説していきます。

写真サイトの写真は、キャッチコピーを入れることを考えて撮られていないので、写真の上に文字を重ねると、「イメージと違う」となることが少なくありません。そこで活用して欲しいのが、Photoshopの塗りつぶし機能です。

①まず写真のレイヤーを解除し、切り抜きツールで任意の大きさに切り抜きます。

②空いた部分を選択ツールで選択します。

③編集→塗りつぶしを選択し、ダイアログボックスの内容を「コンテンツに応じる」を選択すると、空白部分が自動で描き足されます。

このように、自動描写機能をうまく使うことで、キャッチコピーが入る余白が生まれます。

写真を選ぶポイント

自動描写は、複雑な形や途中で途切れた画像の補完には向いていないので、余白を作りたい部分の周辺がシンプルなものを選ぶ必要があります。

上手く描写できない時は…

自動描写が上手く機能しない時は、長方形選択ツールを使って、少しずつ描写してみましょう。

それでも部分的に変な描写になった時は、スポット修復ブラシツールやコピースタンプツールで細かく修正してみてください。

そうして生み出した余白に、キャッチコピーをバランスよく組み合わせれば、メッセージと世界観がより強く伝わる広告画像の出来上がりです。

広告は、メッセージが伝わってこそ意味があります。
キャッチコピーが生きる、余白を生み出す写真を選んでみてください。